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日々の生活の中でよく飲む緑茶。
最近は「ヘルシア」「特茶」「お~いお茶 濃い茶」などのペットボトル飲料に「内臓脂肪を減らす」などのうたい文句を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

本当なのかな?

いくつかの実験により、緑茶を飲むことによって少しだけ消費カロリーをUPさせられることが分かっています。
答えは・・・
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答え:1日+約75〜100kcal。ただしこれは「条件付き」の数値です。
(運動や食事のバランスが整っている場合に限り、代謝がわずかに上がる可能性があります)
なぜ?緑茶で代謝が上がる理由
緑茶には「カテキン(特にEGCG)」と「カフェイン」が含まれています。
この2つの成分が、交感神経を刺激し、脂肪をエネルギーとして燃やす働きを促進させます。
その結果、24時間あたり約4%の代謝上昇が見られたという研究もあります(Dulloo et al., Am J Clin Nutr, 1999)。
つまり、“緑茶=少しだけ燃えやすい体をサポートする飲み物”という位置づけといえるでしょう。
トクホ指定の「ヘルシア緑茶」や「特茶」は本当に痩せる?
ここで気になるのが、以前から「内臓脂肪を減らすお茶」として知られる特定保健用食品(トクホ)の「ヘルシア緑茶」やサントリーの「特茶」。

本当に効果があるのか知りたい

「ヘルシア緑茶」は、高濃度カテキン(約540〜590mg/本)を配合した緑茶です。
12週間の臨床試験で、腹部脂肪が有意に減少した結果が得られています(Kao社データ)。
そのため、トクホ(特定保健用食品)として「脂肪を代謝する力を高める」と表示が認められています。

同様に「特茶」は、「特茶(サントリー)」は、ケルセチン配糖体(110mg)を関与成分としており、“脂肪を分解・代謝する酵素を活性化”するとされています。
12週間の摂取で腹部脂肪が減少した臨床試験結果があります(Suntory研究、BMI25〜30対象)。
ただし
「腹部脂肪が優位に減少」
「脂肪を分解・代謝する酵素を活性化」
といっても日常生活における脂肪燃焼効果はわずかで、食事や運動をまったく変えずに痩せるわけではありません。
カテキンの働きを活かすには、継続+生活改善のセットが大前提です。

CMでもヘルシア飲んで一駅余分に歩いて…みたいな生活習慣を改善が前提みたいな描写があるもんね
機能性表示食品「濃いお~いお茶」はどう違う?
以前からあるトクホの「ヘルシア緑茶」に対して「機能性表示食品」として似たような効果を謳う緑茶飲料に伊藤園の「濃いお~いお茶」どがあります。

トクホと機能性表示食品の違いを「ヘルシア緑茶」「特茶」「濃いお~いお茶」を例に比べてみました!
| 項目 | トクホ (ヘルシア、特茶など) | 機能性表示食品 (濃いお~いお茶など) |
|---|---|---|
| 許可主体 | 消費者庁の審査・承認 | 企業が科学的根拠を提出し「自己責任表示」 |
| 実験審査 | 国による審査あり | 国による審査なし(届け出制) |
| 信頼性 | やや高い | 研究データにばらつきあり |

なるほど…
機能性表示食品は企業の裁量に任せられている分本当に効果があるか怪しい場合もあるんだね

一方で機能性表示食品は、トクホの申請より手続きが簡単なのでスピード感をもって商品開発でき、料金も低価格になりやすいのが強みです!
ヘルシア緑茶・特茶・濃いお~いお茶の比較表
| 製品名 | 主成分 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ヘルシア緑茶 | 高濃度カテキン | 科学的根拠あり トクホ認定 | 苦味が強い/カフェイン多め |
| 特茶 | ケルセチン配糖体 | 飲みやすく続けやすい トクホ認定 | 効果は個人差あり/価格やや高 |
| 濃いお~いお茶 | カテキン多め (トクホではない) | スーパーでも手軽で安い 日常使い◎ | 効果は“補助的”レベル |
緑茶の取り入れ方の1ポイントアドバイス
- 1日2〜3杯を目安に、無糖で飲む
- 食後や軽い運動前に飲むと代謝サポート効果が出やすい
- カフェインに弱い人は夕方以降を避ける

日々の体調管理の一環として、自然な形で取り入れるのがストレス少なくおすすめです
まとめ:緑茶を日常的に飲んでダイエット効果を“ほんの少しだけ”UPさせよう

いかがでしたか?
緑茶にはほんの少し消費カロリーをUPさせ、体脂肪・内臓脂肪の燃焼をサポートする機能があります。
「飲めば飲むほど痩せる」という成分ではないため、緑茶の効果の過大評価には注意が必要ですが、日常生活に取り入れやすく、おすすめです。

1日2〜3杯の習慣で、ダイエットの底上げを狙いましょう。
