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ダイエット中、「水をたくさん飲むと痩せるらしい」と聞いたこと、ありませんか?
でも実際、どれくらい代謝が上がるのか、科学的にはどうなのでしょう?
というわけで、今回は水を1日2リットル飲むと代謝がどれくらいUPする可能性があるのか、想像してみてください。
答えは
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答えは、
「水を1日2 L飲むと代謝が 約 10〜30%アップ する可能性がある」
でした!ただし、これは「飲んだ直後〜30分ほどの短時間」に限られます。。
根拠を以下で解説します。
根拠:人が冷たい水を飲むとその水を体温まで温めるためにエネルギーを使うから
人が冷たい水を飲むと、体はその水を体温まで温めるためにエネルギーを使います。
この働きを「水誘発熱産生(Water-Induced Thermogenesis)」と呼び、2003年の研究では500mLの水を飲んだあと、安静時代謝率(REE)が約30%上昇したことが報告されています。
(Boschmann M, et al. J Clin Endocrinol Metab, 2003)
つまり「水を飲む=わずかに消費カロリーがUPする」という仕組みです。
さらに水分をしっかり摂ることで血流が改善し、代謝のベースも保たれやすくなります。
ただし、1日2Lを飲んだからといって1日中ずっと代謝が30%上がるわけではありません。
複数の研究では「効果は一時的」「個人差が大きい」と報告されています。
フィットネス愛好者が「水1日2リットル」を生活に取り入れる工夫
- 朝起きてすぐ、コップ1杯(200〜300mL)の常温水を飲む
- トレーニングの前後にもこまめに補給する
- 食事中の汁物や果物の水分を含めつつ、1日トータルで1.5〜2Lを目安に
- 冷たすぎる水でなく常温〜やや冷たい程度がおすすめ
※水分の摂りすぎは体内の電解質バランスを崩すこともあるため、「飲み過ぎず、こまめに」が基本です。

ちなみに以下の図のように、尿の色の濃さも今摂取すべき水分補給の目安になります。

まとめ
いかがでしたか?
今回のクイズの答えは

でした。
まとめると、
- 水を飲むと「10~30%程度の代謝アップ効果」があるとの研究結果あり
- 誰もが必ずしも「10~30%」というわけではないがこまめな水分補給に代謝を上げる効果がある
自分の生活リズムに合った水分摂取を心掛けましょう!
参考
Boschmann M, et al. Water-Induced Thermogenesis. J Clin Endocrinol Metab. 2003;88(12):6015–9.
Inoue S, et al. Increased Hydration Can Be Associated with Weight Loss. Front Nutr. 2016.
Nature Nutrition & Diabetes, 2015.
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
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