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ピラティスとヨガの違いが知りたい

どっちが自分に向いているか知りたい
話題のピラティスやヨガが気になるけど、具体的にどう違うのか、どちらが自分に向いているのか知りたいと考えている人は多いでしょう。
そこでこの投稿ではピラティスとヨガの主な違いと共通点を解説するとともに、あなたがピラティスとヨガのどちらが向いているかのヒントをお伝えします。
ピラティスとヨガの違いを知ろう!
ピラティスとヨガは、どちらも「体と心を整えるエクササイズ」として人気がありますが、その起源や目的、そしてアプローチ方法には大きな違いがあります。
まずはそれぞれのおおまかな特徴を知りましょう。
リハビリとして生まれたピラティス

ピラティスは、第一次世界大戦中にドイツ人看護師のジョセフ・ピラティス氏によって開発されたエクササイズ法です。当初は負傷兵のリハビリ目的で用いられており、筋力の回復・体幹の安定・姿勢の改善に重点が置かれていました。
現在では、アスリートやダンサー、さらには肩こり・腰痛などに悩む一般の方にも支持されており、身体の内側(インナーマッスル)を強化するトレーニングとして人気です。マットだけでなく専用マシン(リフォーマー)を使うことも特徴です。
心と体を整える伝統のメソッドであるヨガ

一方、ヨガは紀元前数千年前のインドで発祥した、非常に長い歴史を持つ伝統的なメソッドです。もともとは瞑想・精神統一を目的とした修行法として行われており、現在のようなポーズ(アーサナ)や呼吸法(プラーナヤーマ)も、精神の安定や集中力向上を目的としています。
現代では健康や美容にも効果的なエクササイズとして広く普及し、リラクゼーション・ストレス軽減・柔軟性向上などの目的で実践されることが多くなっています。
ピラティスとヨガの6つの違い
ピラティスとヨガは見た目こそ似ているものの、そのアプローチや使用アイテムなどに明確な違いがあります。ここでは、両者を比較しやすいように6つの視点から違いを解説します。
- 1)精神面vs身体面でのアプローチ
- 2)呼吸法の違い
- 3)動き方とテンポの違い
- 4)運動強度の違い
- 5)使用するマットの違い
- 6)使う器具・アイテムの違い
1)精神面vs身体面でのアプローチ

ピラティスとヨガは、目的とするアプローチの中心が異なります。
ピラティスは、ケガや病気のリハビリを背景に生まれたこともあり、身体機能の改善と強化に重きを置いています。特に体幹(コア)を意識した筋肉の動かし方を習得することで、姿勢の矯正や体の歪みの改善、日常動作のパフォーマンス向上などを目指します。
一方のヨガは、もともと精神修養や瞑想のための修行法として始まった背景があり、心の安定や精神的なバランスの回復に重点を置いています。ポーズ(アーサナ)や呼吸法(プラーナヤーマ)、瞑想(ディヤーナ)などを通じて、「今この瞬間」に意識を集中させ、ストレスを軽減し、心を整えることが主な目的です。
2)呼吸法の違い

ピラティスとヨガでは、呼吸法も大きく異なります。それぞれのエクササイズにおいて、呼吸は「集中力の向上」や「動作の効果を高める」ために不可欠な要素ですが、その方法と目的が違います。
ピラティスの呼吸法は「胸式呼吸(ラテラル呼吸)」が基本です。これは肋骨を横に広げるように意識しながら、鼻から吸って口から吐く方法です。この呼吸法の特徴は、体幹部の筋肉を緊張させたままでも呼吸が可能になる点にあります。その結果、運動中でも安定したコアを保ちながら動作を行うことができるのです。
対してヨガの呼吸法は主に「腹式呼吸」が使われ、鼻から吸って鼻から吐くのが基本です。深くゆっくりとした呼吸により、副交感神経が優位になり、リラックス効果や精神の安定をもたらします。また、呼吸とポーズを連動させることで、内面への意識を深めていきます。
3)動き方とテンポの違い

両者は見た目が似ている動きも多いですが、テンポや動きの持続性において明確な違いがあります。
ピラティスは、基本的に流れるように体を動かし続けるスタイルが多く、ポーズを静止することは少なめです。呼吸に合わせてリズミカルに筋肉をコントロールしながら動き続けるため、全身の筋肉をくまなく使いながら、エネルギッシュに鍛えていく印象があります。
一方ヨガは、ポーズを一つひとつ丁寧に行い、そのままの姿勢を数秒から数十秒間キープするスタイルが多く見られます。動きの合間には静止があり、心身の状態を感じ取りながら次のポーズへと移行していきます。呼吸とともに「止まる」時間があることが、ヨガ特有の穏やかなテンポを生み出します。
このように、ヨガは静、ピラティスは動のイメージで捉えるとわかりやすいでしょう。
4)運動強度の違い(METs)

ピラティスとヨガは、どちらも激しい運動ではありませんが、「消費カロリー」や「体への負荷」において差があります。この違いを数値化する指標のひとつがMETs(メッツ)(※)です。METsは「安静時を1とした時のエネルギー消費量の倍率」を表す単位で、運動の強度比較に広く使われます。
- ヨガ(ハタヨガ):約2.5〜3.0メッツ
- ピラティス(マットピラティス):約3.0〜4.0メッツ
つまり、ピラティスの方がやや運動強度が高く、筋力トレーニングやダイエット目的に向いているといえます。一方、ヨガは運動が苦手な人や体に負担をかけたくない人にも取り組みやすく、リラクゼーション重視の運動と言えるでしょう。
5)使用するマットの違い

「マット1枚でできる」とよく言われる両者ですが、実際にはマットの厚みや性能に違いがあります。
- ヨガマットは厚さ4〜6mmほどが一般的で、滑りにくさ(グリップ力)や安定性を重視して作られています。バランスポーズを安全に保つためには、薄すぎても厚すぎても不向きなので、自分のスタイルに合った厚さのマット選びが重要です。
- ピラティスマットは、背骨や骨盤などを床との摩擦や圧迫から守るため、厚さ8〜15mmとやや厚手です。また、座位・仰向けで行う種目が多いため、クッション性と衝撃吸収性に優れた素材が選ばれます。
このように、似ているようで用途が異なるマットを使用するため、それぞれの運動に特化した専用マットを選ぶことが、快適なトレーニングの第一歩です。
6)使う器具・アイテムの違い

ヨガとピラティスでは、使う補助器具やトレーニングマシンにも違いがあります。
- ヨガは基本的に自分の体だけで行いますが、初心者や体の硬い人向けには「ヨガブロック」「ストラップ(ベルト)」「ボルスター(クッション)」などの補助器具を使うことがあります。
これにより、無理のない姿勢を保ちやすくなり、ケガの予防にもつながります。 - ピラティスでは、「マットピラティス」以外に、専用マシンを使う「マシンピラティス」があります。
特に有名なのが「リフォーマー」や「キャデラック」と呼ばれる器具で、バネの抵抗を利用して筋肉を鍛えたり、可動域を広げたりするのに使われます。これらのマシンは、リハビリや高度なパフォーマンス向上にも用いられるため、スタジオレッスンではピラティスの本質をより深く体験できます。
ピラティスとヨガの5つの共通点
様々な面で違いがあるピラティスとヨガですが、実は共通点もあります。
詳しく解説します。
1)呼吸を重視する

ピラティスもヨガも、すべての動きにおいて呼吸を非常に重視します。呼吸は単なる生理的な行為ではなく、動作の質を高め、心身のバランスを整えるための「基盤」として捉えられています。
- ヨガでは呼吸が精神集中と瞑想の入口であり、
- ピラティスでは呼吸が筋肉のコントロールを助ける要素です。
どちらも「呼吸を意識することで自分の身体に集中する」という共通体験を得られます。
2)姿勢を整える効果がある

ピラティスもヨガも、続けていくことで自然と姿勢が良くなり、体のゆがみが改善されるという効果があります。
- ピラティスでは体幹の筋肉を鍛えることで、骨盤や背骨を正しい位置に保てるようになります。
- ヨガでも、背筋を伸ばし胸を開くポーズが多く、身体のラインが整い、姿勢美人を目指せます。
正しい姿勢は見た目の印象だけでなく、内臓や呼吸機能にも良い影響を与えるため、健康全般にプラスです。
3)自分の身体と向き合う「内観」の時間を持てる

どちらのメソッドも、ただ体を動かすだけではありません。動きながら「今、自分の体はどう感じているか?」「どこが硬いか、弱いか」などを観察し、内なる感覚に意識を向けるという点で共通しています。
これはいわばマインドフルネス(気づき)の練習でもあり、ストレス軽減やメンタルの安定にもつながる大切な要素です。
4)特別な道具がなくても始められる

ピラティスもヨガも、マット1枚あれば気軽に始められるという点も魅力のひとつです。もちろん、より効果的に行うためにブロックやマシンなどの器具を使う方法もありますが、基本的には「自分の体ひとつ」でできるエクササイズです。
忙しい人や運動が苦手な人でも、自宅で気軽に続けられるのは、両者に共通する大きな利点です。
5)継続することで心身に大きな変化が出る

どちらも1回で劇的な変化が出るものではなく、継続することで少しずつ「変化と成長」を感じられる運動です。筋力、柔軟性、集中力、ストレス耐性…どれも時間とともに効果が表れてきます。
習慣化することで「心身ともに健やかになる」感覚は、ピラティスもヨガも共通して体験できる最大の恩恵と言えるでしょう。
あなたはどっち?ピラティスとヨガの向き・不向き
様々な違いと共通点があるピラティスとヨガ。

結局、どっちが自分に合っているの?
と悩んでいる方のために、それぞれの向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。自分のライフスタイルや目的に照らし合わせて考えてみましょう。
ピラティスが向いている人・向いていない人
ヨガが向いている人・向いていない人
ピラティスとヨガ、両方の良さを踏まえてどちらもやってみるのもアリ!
ピラティスとヨガは、片方だけでも十分な効果がありますが、実は目的や気分に応じて両方取り入れるのが理想的です。
例えば…
- 平日はピラティスで体を引き締め
- 週末はヨガで心を整える
という行い方だったり、その日の体調や気分に合わせてセレクトするのも良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたか?
ピラティスとヨガの違いと共通点、どちらが向いているかの解説をしました。
まずはどちらも試して自分に合うか確かめてみましょう!
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